【経営指針】
1.経営理念
①私たちは、ここちよい「すまい」「おみせ」の実現に取組みます。
②私たちは、先人の智恵に学び、それを今に生かしつつ、新しい技術の習得にも務めます。
③私たちは、いつもお客様と同じ目線にいることを、 そして、柔軟な発想と、技術力の習熟、丁寧な施工を心掛けます。
④私たちは、建築が地球環境に及ぼす悪影響に心をくだき、「地球に謙虚」な姿勢を貫きます。
⑤私たちは、これらの思いの徹底が、高い付加価値を、お客様の深い充足感を生み出すことを、
そしてそれが、ここちよい社会、あったかーい社会の実現に寄与し、
また、企業価値の向上、集う社員、取引先の経済的、精神的安定につながると信じて行動します。
2.経営方針
住宅の新築・増改築が当社の柱の中心であることから、理念の実現に、下記の住宅建築への姿勢・事業への積極的な取組が肝要である。
1.本物志向の追求
2.プロ好みよりも、素人目線且つ柔軟な発想が基本
3.町屋再生の知識・技術の習熟
4.耐震補強の設計・施工技術の習得習熟
5.在来工法による長期優良住宅への取組
6.太陽光発電自社施工
7.屋上緑化自社施工
8.地産地消の推進
9.素人目線、施主の深い充足を標榜する限り、変更工事への柔軟な対応が不可欠であり、
10.変更に伴う工程の管理、工程表に基づく工事の適正な進捗、費用の把握に努める。
3.経営計画
経営方針の1から3までは我々が今まで経験してきたことをより深く、より徹底することで対処する。
4耐震補強・5長期優良住宅については、工務店サポートセンター(http://jbn-support.infodnn.com/)の研修・資格の取得・資料の収集により対応に努める。既に代表者、社員一名も耐震診断士指導者の資格を得、長期優良住宅についても代表者は住宅瑕疵担保責任保険ちきゅう住宅検査員の資格も得た。
6太陽光発電については、昨今多額の保証金の必要な代理店制度をとるところもあるが、三菱電機及びカネカの2社の協力により、社員2名が研修を受け、資格を取り、従来の仕入れルートを通じ商品を購入、自社管理の下に施工を始めた。当社では10年前のソーラーブームで京セラの資格を得て、施工をしてきた経緯もあり、仕入れルート確保、施工資格取得により技術的には問題なく、充分に他の専門業者に対抗できる。また、太陽光・屋上緑化を標準化することで、CO2削減の社会的要求にも応えることができる。
屋上緑化についても既に当社施工のRC・S造については、屋上緑化が標準仕様的になっている。これも画期的な軽量土開発者O氏の協力と指導により、廉価に自社施工できる体制ができているからに他ならない。
また、住宅のベランダなど小規模なもの当社の場合、自社で施工できることから、建築工事の合間で施工でき、資材の搬入も効率よくできる。自社施工のメリットを生かし、、既存の住宅、他社施工の住宅などにも積極的に売り込みたい。
また、環境への取組のリーダーたるべく、CASBEEを学び、評価員資格の取得にも務める。
京都という地域柄、地産地消は、厳密な意味では難しいが、運搬マイレージの観点から、できるかぎり国内産を、しかも極力近い所からの資材調達に努めたい。現在桧材は丹波町から、杉材は徳島からのルートが確保できており、価格的にも有利な仕入れ先となっている。
当社の特色は素人目線であり、古き良きものを知り愛し、安全、環境への配慮から現在、近未来への知識技術習得に貪欲である、ことでありたい。